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2017.07.24更新

「親は反面教師」も

 

 一方、親の苦労を素直に認められないという声もあがった。東京の女性(52)は教育を受けさせてくれたことには感謝するが、複雑な心境だ。

 「教育を受けさせようと親は必死でパートをし、精神的にも時間的にも余裕がなかった。夫婦げんかも多く、自分が幸せであってこそ家族も幸せだということを、ゆとりのない親から学べなかった」

 親の教育への厳しい視線は女性に目立つ。親に「男女差別」を受けたことを納得できない人が少なくないのだ。

 大阪の女性(56)は「普通科の高校から大学に行きたかったが、親に商業科を出て就職するように言われた。弟は大学進学。それだけは今も恨んでいる」。京都の女性(57)も「母は兄に習い事をさせ、浪人もさせて大学に行かせたのに、女は教育はいらないと言い張り、私には雑巾がけをさせた」。自ら学費を稼いで大学をでたという。

 「現代版大奥のような男尊女卑の家庭」に育ったという広島の女性(40)は、古い考えの父に苦しめられた母を見て「結婚願望がなくなった」。でも母には感謝し、生まれ変わっても絶対親子になりたい」という。

 アンケートでも47%が「同じ親のもとで育ちたい」と答えている。

 親に感謝するものとしては「行儀・作法」「人としての生き方」も多い。だが、子どもとの距離感のとり方は難しいようで、「うるさかった」「ほったらかしにされすぎ」という声も目立った。

 兵庫の女性(35)は人生の選択を迫られたとき、親に何も強要されなかったことを感謝する。「子どもであれ、人格をもった一人の人間として扱ってくれた。それは今、私が自分を大切にしていることと根底でつながっている」

 年とともに、親への思いが変化したという声も多い。長野の女性(50)はこう言う。「厳格な両親を反面教師にしてきた。だが食べものの選択、政治に対する考え方、音楽を愛する心、あげればきりがないほど、今の自分の核になっているものは親から教わったと、今回のアンケートで気づいた」

投稿者: 松村税務会計事務所

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