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2017.03.17更新

がんセンター、5年後目標

 

 国立がん研究センターと産業技術総合研究所などはさきごろ、人工知能(AI)を使って、がんの症状に応じた最適な医療を患者ごとに提供できるシステムの開発に乗り出すと発表した。膨大な過去の患者の治療データを幅広く分析し、正確ながんの診断や、治療法の選択の表示ができるようにしたいという。3億8000万円の事業費で、5年後の実用化を目標とする。

 同センターには、患者の血液検査結果やコンピューター断層撮影(CT)による画像診断情報など、多くのデータがある。これをAIが読み取れるよう統合し、自ら学習を深めていくAI技術の一つ「深層学習(ディーププランニング)」によって解析。治療法の選択などに活用する。開発には民間企業「プリファード・ネットワークス」(東京)も参加する

 同センターの浜本隆二・がん分子修飾制御学分野長は「システムができれば、抗がん剤の効果や副作用を予測して無駄に投与しないといったことも可能になるだろう」と話す。

 

投稿者: 松村税務会計事務所

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