所長ブログ

tel_sp.png
メールでのお問い合わせ

2016.09.07更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 東京都墨田区の東京スカイツリー(高さ634メートル)が5月22日、開業4周年を向かえ、来場者には4年の数字にちなんで四葉のクローバーの種などが配布された。クローバーをきっかけに初めて訪れた来場者がいる中、スタッフは「これからもお客様に小さな幸せを感じてもらえるツリーでありたい」と話していた。
 クローバーの種の配布を待つ634人の長い列の中に、クローバーの押し葉を入れた小さな遺影を持つ江戸川区、遊橋セツさん(74)が立っていた。
 セツさんは15年前、還暦祝いに夫の武夫さんとイタリアを訪れた際、「幸せが訪れる」と言われる四葉のクローバーを見つけ、旅の思い出に持ち帰った。
 武夫さんは建材会社に勤めていたため、「地固めはどうやってするんだろう」とツリーの完成を楽しみにしていたが、2009年に74歳で亡くなった。
 近くに住みながら、混雑を理由に敬遠してきたツリーだったが、武夫さんとの思い出でもあるクローバーの配布を機に、セツさんはこの日、初めてツリー訪れた。見上げながら、「お父さん、技術の粋が詰まったすごい塔だね」と遺影に語りかけた。「ツリーを見上げると夫がいるような気がする。また足を運びたい」と笑顔で話した。
 クローバーの種の配布を提案したのは、隣接する商業施設「東京ソラマチ」で開業以来フロアスタッフを勤める坂巻尚さん(47)だった。
 この日は配布を待つ来場者を誘導し、クローバーの種を受け取った遊橋さんと対面した坂巻さんは「ツリーが結んでくれた縁。これを機に何度も足を運んでほしい」と笑顔を向けた。
 ツリーの4年間の来場者数は2240万人を超え、東京ソラマチを含めると1億5630万人に上る。開業当初は観光客中心だったが、次第に家族連れや地元の人々が増えてきたという。
 坂巻さんは「スーツケースがベビーカーになったのが、4年間で最も変化した光景」と語り、「これからも地域に根ざしたツリーでありたい」と思いを新たにしていた。

投稿者: 松村税務会計事務所

SEARCH

CATEGORY

HOME
メールでのお問い合わせ 営業時間 9:00~17:30 定休日 土日・祝日 土日・祝日時間外予約可