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2016.06.10更新

茨城県竜ケ崎市

 茨城県南部にある竜ケ崎市がコロッケによる街おこしに力を入れている。精肉店や飲食店の手作りコロッケを「竜ケ崎コロッケ」と名づけ、定期的にイベントを開くなどPRに積極的だ。2月上旬には初のアンテナショップがJR常磐線佐貫駅前に開業した。食を通じた街おこしの好例として全国の自治体関係者らも視察に訪れている。
 2月5日朝、佐貫駅東口にオープンしたアンテナショップ「りゅうころ」前に長い列ができた。お目当ては「龍の玉手箱」という、市内の9店舗が独自に開発したコロッケの詰め合わせだ。1セット1500円(限定50セット)で販売したがあっという間に売り切れた。
 りゅうころは約20の店舗でつくる「コロッケクラブ竜ケ崎」(飯島進会長)が開設した。9店のコロッケを1個ずつ集めるのは大変な手間だが、「お客さんの笑顔を見れば疲れも吹き飛ぶ」と飯島会長は満足げだ。店舗は常設ではなく次は3月に開店した。
 かつて商都として栄えた竜ケ崎市の中心市街地だが、少子高齢化などで多くの店舗ががシャッターを下ろした。
地域振興策を模索する中、竜ケ崎市商工会女性部が2000年に「昔懐かしのコロッケを子供たちに食べさせたい」とイベントで販売したところ、人気を集めた。その翌年から「まいんバザール」という毎月の恒例行事に発展した。
 コロッケにまつわる歴史や出来事が地域にあったわけではない。それでも活動当初、イベントなどを企画した川北嗣夫商工会長には「コロッケを嫌いな日本人はいない」と自信があった。宇都宮市のギョーザをライバルに「コロッケの街」のPRに取り組んだ。














投稿者: 松村税務会計事務所

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