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2016.05.13更新

スマホ普及で市場縮小

 富士通やNECパーソナルコンピューターはパソコン(PC)の新製品を相次いで発表した。パソコン市場は世界的にスマートフォンやタブレット端末の台頭で縮小傾向にある。各社は高機能化や、デザインに工夫を凝らした新機種でスマホとのすみ分けを狙う。

 富士通は、高画質の4K液晶を使ったノートパソコン「LIFBOOK AH90/X」を2月に発売した。高音質のハイレゾ音源を再生できるスピーカーを搭載し、画像編集の機能にもこだわった。映像や音楽を楽しみたい40歳以上を中心に売り込む。

ターゲットを絞る

 パーソナルプロダクト統括部の平野和敏統括部長はさきごろの発表会で「ターゲットを明確にしたモデルを出し続けていく」と説明した。富士通は不振のパソコン事業2月に分社し、収益基盤を強化する。さらに東芝やVAIOとの事業統括を検討しているほか、海外勢との提携も視野に入れる。
 NECパーソナルコンピューターは、写真立てのように設置できる「LAVIE HYBRID FRISTA」シリーズの新機種を2月に発売した。奥行を14.5センチと従来機種よりも短くすることで、テーブルやカウンターに置きやすくした。
 日本マイクロソフトは、自社初のノートパソコン「SURFACE BOOK」を2月に発売した。高い処理能力をもち、デザインや設計などの業務に適しているという。
 調査会社のMM総研によると、2014年のパソコンの国内出荷台数は前年比1.8%減の1491万台だった。15年は1131万台を見込んでいた。

投稿者: 松村税務会計事務所

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