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2015.07.01更新

鳥取の半額旅行券4分完売
地方創生交付金を活用

 国の地方創生交付金を活用した自治体の「プレミアム付き商品券・旅行券」の売り上げが好調だ。購入価格を上回る買い物や旅行ができ、とりわけ全国のコンビニエンスストアなどで売り出される旅行券は発売即完売というケースもある。

コンビニで購入可能

 「思った以上の反響だ」
 徳島県の担当者がこう喜ぶのは、同県がさきごろ、全国のコンビニエンスストアで発売した「おどる宝島!とくしま旅行券」の売れ行きだ。県によると、総発売数3万3000枚(9900万円)のうち、午前9時発売から数分で3分の1の約1万1000枚、1時間で約2万2000枚が売れたという。
 この旅行券は、額面3000円の券を半額の1500円で購入でき、徳島県内のホテルや旅館117施設で、阿波踊り期間中(8月12〜15日)を除く来年2月まで使える。同様の旅行券は、鳥取県も1万円分が5000円で買え、県内約160施設で使える「とっとりで待つとるけん」1万4000枚を全国の大手コンビニで発売。売り始めてからわずか4分で完売した。
 鳥取県によると、計43都道府県で購入され、関西で6443枚、関東でも1293枚が売れた。同県観光戦略課は「買いやすさを考えてコンビニ発売にした。全国の皆さんに買っていただき、狙い通り」とほくほく顔。ただ当日は「並んだのに買えなかった」などの苦情電話が約30件、県に寄せられ、「今後発行の機会があれば混乱を招かない方法を検討したい」とする。
 商品券も好調だ。京都府福知山市の商品券は市内のスーパーや飲食店など約300店舗で利用でき、1万円で1万2000円分購入できる。発売から4日間で販売予定数(5万2000セット)の約8割にあたる4万1440セットが売れた。岡山県備前市でも、1万円に2000円を上乗せした商品券3万3333冊(約4億円)が、3月29日の発売から5日間で完売した。市まち営業課は「様々な用途に使えることが人気を集めたようだ。何とか活性化につながれば」と期待する。


投稿者: 松村税務会計事務所

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