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2015.01.21更新

創業者の夢欧米で先行

 ホンダの航空機生産は創業者である故本田宗一郎氏の夢で、1962年からエンジン、86年から機体の研究が行われてきた。ホンダジェットの機体は2012年から、エンジンは11月から米国の工場で量産を開始。15年から顧客に納入する予定で、半世紀を経て本田氏の夢が実現しようとしている。
 これまでに北米と欧州で約100機を受注した。最大7人乗りで、全長13メートル。エンジンを主翼の上に設置する独特な形状により、同クラスの競合機に比べて燃費を15%、速度を10%、室内の広さを15%改善した。巡航速度は778キロ、航続距離は2185キロで、東京から上海まで無給油で飛べる。
 世界では、米ボーイング社などの機体メーカーと、米ゼネラル・エレクトリック(GE)などのエンジンメーカーは分かれているがホンダはただ1社、両方を手がけている。10年前後の納入を目指していたが、米当局からの認証難航などで、5年ほど遅れた。将来はエンジンのみの販売も目指している。

投稿者: 松村税務会計事務所

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