所長ブログ

tel_sp.png
メールでのお問い合わせ

2015.06.05更新

福岡
玄界灘の新鮮魚介

 福岡県宗像市の「道の駅むなかた」は、玄海灘の新鮮な魚介類が好評だ。地元4漁港で水揚げ後、直送される。ホームページで入荷情報を発信している。旬を迎えたフグやブリ、イカなどは開店直後に売り切れる。2008年に開業し、来場者は14年7月に累計1000万人を超えた。13年度の売上高は17億4900万円と、5年連続で九州の道の駅トップ。一帯は農業地帯で、キャベツ、ハクサイなどの野菜や県産イチゴ「あまおう」など果物の品ぞろえも豊富だ。肉類や加工食品なども含め、常に、6000〜8000品目が並ぶ。
 土産用に地元産ワカメを使った即席みそ汁と菓子を昨年末に発売するなど、新商品の開発にも取り組む。地元スーパーの店長から転身した館長の山崎宏幸さん(58)は「むなかたブランドを確立し、地域のPR拠点の役割も担っていく」と力をこめる。

投稿者: 松村税務会計事務所

2015.06.03更新

愛媛
安全、安心こだわり

 愛媛県内子町の「内子フレッシュパークからり」は、旬の野菜や果物の直売が評判だ。レジの販売状況を農家にメールで伝える「からりネット」が仕入れを支える。売れ行き好調で品薄になった商品が分かるため、1日5回も持ち込む生産者もいる。町内で生産される野菜の3割近くを「からり」が販売する。
 商品のバーコードを店内の読み取り装置にかざすと、農作業の履歴や使った農薬、肥料が分かる。これに引かれて、健康に気を使う人が県内外から集まる。鮮度を重視して入荷日しか並べない商品も多いが、売れ残りを材料に、農家の主婦グループが作る惣菜や漬物も集客の目玉になっている。
 1996年にオープンし、年間売り上げは7億円。出荷者運営協議会の稲田由美子会長(60)は、「安全、安心に気を配り、消費者に喜んでもらえる品ぞろえを工夫したい」と話す。

投稿者: 松村税務会計事務所

2015.06.01更新

道の駅とは〜
 主に市町村が設置する休憩施設。市町村営のほか、自治体に指定された団体や企業が運営する場合もある。駐車場やトイレ、道路情報の発信に加え、特産品の販売や行政サービスの提供、防災拠点の役割など、各施設で独自色を発揮できる。1993年に第一号が誕生し、国土交通省への登録数は現在1040箇所。2012年度の総売り上高は約2100億円。

栃木
特産ユズ加工・販売

 栃木県茂木町の「道の駅もてぎ」は、特産品のユズを中心に、農産物の生産から加工・販売まで手がける町内の6次産業化の拠点だ。近くにある加工施設「もてぎ手作り工房」で皮ごと搾ったユズは、ドレッシングやポン酢、ジャムなどにする。敷地内のラーメン店に2012年に登場した「ゆず塩ラーメン」がユズのスープが売りで、週末に行列ができる。
 1996年に開業し、運営会社「もてぎプラザ」の13年度の売上高が7億2500万円と最高を更新した。同社は、町内で収穫されたユズのほぼ全量を買い取っていて、13年は30トンを集荷。安定確保のため、ユズの木400本を植えている。
 菌床シイタケの栽培を始めたほか、町内産の卵を使ったスィーツも開発する計画だ。
 担当する町地域振興課の堀江順一係長は「道の駅全体で売上高10億円を目指したい」と意気込む。

投稿者: 松村税務会計事務所

前へ
HOME
メールでのお問い合わせ 営業時間 9:00~17:30 定休日 土日・祝日 土日・祝日時間外予約可