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2014.06.23更新

意思弱い? ストレスのせい?

 早寝早起き、バランスのよい食事に適度な運動。それが適正体重への「最短経路」であることは、分かっているんです。分かっているけど、それが一番、難しいんです!どうしたら体重が減ったのか。リバウンドもせず、体も壊さない方法とは。皆さんの貴重な体験談を集めてみました。

 お金もかからず、体への負担も少ない。「ウォーキング」が2位の「食事・体重の記録(レコーディング)」の倍近い票を集め、大差での1位に輝いた。
 やり方は様々。レコーディングとの「合わせ技」もある。大阪の女性(69)は自らの「五つのルール」を決めている。「1速歩で(約3キロの行程を約30分)、2高低さのあるコースを、3バック(後ろ向き)で歩いたり階段を2段づつ飛ばしたり、4毎朝欠かさず(雨のひどい日は休んで可)、5歩数計で毎日の歩数と体重をはかって記録」するのだそうだ。
 知的刺激をプラスする人も。「居住する区の全ての道を歩く。歩いたところは地図にチェック。これは約1年で終了。次は東京の歴史旅と銘打ち、重要文化財や神社仏閣、碑銘などをチェック。カメラを持って証拠写真も撮る。これは継続中」(千葉、55歳男性)
 レコーディングの成功者は、食習慣に無自覚だった自分を客観視できた人々だ。「インターネットのダイエットサイトを知り、無料なら、とやってみた。食事を記入するとカロリーがわかり、自分がいかに食べ過ぎかを知って打ちのめされた。1ヵ月に1キロずつ減量し、理想体重に」(愛知、55歳女性)。「間食などを控えるようになり成功。(記録は)面倒なので気合がいる」(埼玉、32歳女性)

体重減が快感
拒食症寸前に

 中にはブレーキが利かなくなる人もいるらしい。「毎日体重が減り、変化をグラフ化し、それが楽しみに。25キロほど減量したが、やめるのが難しかった」(神奈川、58歳男性)。3位の「炭水化物抜き」で成功したという岡山の女性(29)は「途中から、ダイエットハイ、になり、ガリガリになってもやめられなくなった。今思うと拒食症寸前だった」という。体重減の快感が精神の「麻薬」となった怖い例かもしれない。
 ご飯を減らす場合、他の食材で栄養素や満足感を補わなければならない。「夫が炭水化物と糖質をゼロにしている。卵、豆腐、納豆、こんにゃくと肉だけ。体重は減っているが、食費がかなりかさんで、お財布もゲッソリ」(群馬、44歳女性)との声も。先日、街で若い女性たちが「消費税増税で、自然とダイエットできる」と話していたが、食費を切り詰めようとするあまり、炭水化物や糖質を増やしては元も子もない。
 「デスクワークが多いと、どうしてもお菓子類に手がのびる。日々誘惑との闘い。だいたい自分が負ける。反省が生かされないことにまた弱さを感じる」(東京、52歳男性)という人に共感してしまう。結局は意志の強さの問題なのだろうか。
 「意志」を強調する声は少なくなかった。ストレスに注目した意見も興味深かった。「食欲とは、心の欠損を食によってうめている状態」(愛媛、50歳女性)。
 次の助言は「目からウロコ」だ「ストレスでヤケ食いしたい時は、とりあえず寝る。睡眠を優先すると食べ物に執着しなくなり、不思議と体が軽くなって、歩くのも苦にならなくなる」(東京、49歳女性)。この女性は「(音楽の)ライブで大はしゃぎして汗をかく」のもお薦めという。つまり十分に寝てストレスをためず、暴飲暴食以上にスッキリする「何か」を見つけること。それが、ダイエット自体をストレスにせず、自然とやせる近道なのかもしれない。
 

投稿者: 松村税務会計事務所

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