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2014.02.24更新

こんにちは北区王子の税理士、松村憲です。
旅先で安眠できるか、不安に駆られる方も少なくないはず。「自分は全く心配ない」という方も、知らぬ間に豪快ないびきで同室者を困惑させているかも知れません。経験や知識を共有して、今年こそは快眠。快適な旅に致しましょう。

備えあればぐっすり

 今回、多くのの方から「眠れる」「眠れない」に関わらず、安眠のためにしている工夫を数々教えて頂いた。できる範囲でご紹介したい。
 眠れない理由の一位は寝具。まくらを気にする人が大多数だった。「ホテルのまくらはやわらかすぎ。オーダーすればかためをもってきてくれるところもあるようだが、自分は二つ重ねる」(神奈川、55歳男性)、「やわらかいまくらは苦手。座布団で代用する」(東京、63歳男性)。
 ベッドのかたさとの兼ね合いもある。「たいていのホテルはベッドがやわらか過ぎるので、クローゼット内の毛布を敷いて寝る。やわらかいまくらは折り曲げ、バスタオルを巻いてかためにする」(大分、73歳男性)。千葉県の会社経営の男性(70)は、バスタオルを端からロール状に巻き、「まくらもどき」を作る。「これなら頭が沈まない。2枚使ったほうが高さが出ます」とのこと。
 シーツも悩みの種だ。「私は糊のきいたシーツが心地よいが、息子はそれが嫌」(神奈川、46歳女性),「音がうるさい。寝返りを打つたびカサカサ」(鳥取、58歳男性)、「ただこの臭いがし、コンビニで消臭スプレーを買った」(兵庫、37歳女性)、「シーツがベッドの下に巻き込んであると、全部はがして足元が自由に動けるようにする」(東京、53歳女性)。
 空調や乾燥の問題も深刻だ。東京都の教職員の男性(57)はコップ一杯の水をまくら元に置く。「わずかな蒸散効果を期待。室内の乾燥でめが覚めたら、のどを潤す」
 「手洗いした洗濯物を部屋に干す」、「タオルをぬらし、へやのあちこちに干す」(大分、42歳女性)という人もいる。乾燥を防ぐため、バスタブの湯を抜かない人も多かった。火災対策も兼ねる。「バスタオルを浸しておき、火災時、かぶって逃げる」(大阪、34歳女性)、「服ごとぬらして脱出」(千葉、69歳男性)。
 「前職で出張が多かった」という、福岡県の契約社員の女性(46)から、妙案を教わった。「空調は寝る前、必ず切る。ホテルは機密性が高いから、寒くなりすぎることはない。浴室のドアを開けて入浴することで加湿する。着なれたパジャマやTシャツ、フェースタオルを持参し、まくらにタオルを置けばゴワゴワしない」。行った先で自宅と似た環境をいかに整えるかが重要だという。
 他にも、浴衣は「前がはだける」(山口、49歳女性)、「着心地が嫌」(埼玉、61歳女性)などの理由で、パジャマを持参する人がいた。浴衣でなくパジャマでなら空調を切っても寝冷えを防げそうだ。
 自由回答で目立ったのが、自分や家族の「いびき」だ。「自宅で別室で寝ている妻と、旅先では同室。私がいびきをかくたび叱責が飛び、双方イライラが募る」(島根、63歳男性)。いびきが憎いのか、相手が憎いのか、楽しいはずの旅行が台無しだ。
 「社員旅行で朝、気付いたら部屋にだれもいなかった。私のいびきで寝られず、同僚たちはホテルのロビーで一夜をすごしたそうだ。その後、病院で検査を受け、睡眠時無呼吸症候群だと判明」(埼玉、66歳男性)。岐阜県の男性(54)も、社員旅行がこの病気を発見端緒となった。
 同室者のいびきに備え、「耳栓と睡眠薬は必携」と語る人は多い。だが親友、同僚、愛する家族の健康状態を見定めようと、一晩くらい、あえてそれらを使わずに「寝息の記録者」を買って出るのも、悪くないのかも知れない。

 
 

投稿者: 松村税務会計事務所

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