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2014.02.12更新

さばを読む=自分の利益になるように、数をごまかす。<サバはいたみやすいので、数える時は急いで飛ばして数えて実数をごまかすことが多いからという>(「大辞林」より)。年齢のサバ読みについて尋ねたアンケートには、19歳若くサバを読んだ大阪府の女性(52)をはじめ、さまざまな体験談が寄せられました。

 ばれて痛い思いも

回答者の7割強は、サバを読んだ経験がなかった。「ずっとウソをつき通さなければならないのは面倒」(山梨、52歳女性)、「何歳かが問題ではなく、それまでなにをやってきたかが重要。いい年の重ね方をしたい」(静岡、48歳女性)一方で、「人に迷惑をかけないならばいいのでは?」(神奈川、55歳男性)、「害がなければお愛嬌」(大阪、62歳女性)と、寛容な意見も目についた。
 ひとはなぜサバを読むのか。「周りとの違和感をなくそうとする意識がそうさせるのでしょう」(埼玉、65歳女性)という考察は多くの場合に当てはまりそうだ。「晩婚だったのでPTAの集まりでは最年長。5~6歳サバを読んでいたが、運動会の親の徒競走でも互角に走れ、ばれなかっか」(兵庫、67歳女性)
 サバを読む理由として「若く見られたい」に次いで多くの人が挙げたのは、「気持ちが若返る」(長野、79歳女性)
だった。兵庫県の男性(65)は、行きつけのスナックでは55歳。「若い気分をその場に合わせて楽しみたい」
 愛知県の女性(57)は、「大正2年生まれの義母は80歳のころ、こんな年寄りになっても物欲があると思われるのは恥ずかしい、といって通信販売を利用するときは10歳サバを読んでいた。年相応という考え方は、色々な所にあるのだなあと思った」
 年上に見られたいときもある。「40代後半の頃、私より年配に見える部下と出張に行くと、どこでも取引先の社長はまず部下にあいさつ。以後、少し背伸びし、会話の中で3、4歳サバを読むように心がけた」(北海道、81歳男性)。「老人会の会合では、70超えが必須。60代は若造、経験がない、未熟と思われ、発言もしにくい。若いひとには分からないでしょうね」(愛知、68歳男性)
 だが、ついたウソがばれたときは痛い「インターネットのオフ会の時、5歳ぐらいサバを読んだ。でも高校生のとき、○○というアニメに夢中だったよ、と言ったところ、あれ、小学生の時じゃあない?、と突っ込まればれた」(大阪、34歳女性)。
「わが子に若くサバを読んでいたが、他人の指摘でばれた。疑うことを知らなかった子が、親に対してやや引いて考えるようになり、失敗だった」(千葉、55歳女性)。
 最後に、ハッとさせられた指摘を。「私、いくつにみえる?、という質問を厳禁にしてほしい。妙に気を使い、逆サバを読まざるを得ない状況が生まれる」(東京、53歳男性)。自戒したい。

投稿者: 松村税務会計事務所

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