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2014.01.16更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
旅行離れしていた若者たちが急に旅行好きになったのか?

 規格品は敬遠

日本総合研究所・主任研究員の小方尚子さん(48)に若者の消費について尋ねた。
 「現在の10~20代後半は、ゆとり教育を受けた世代。内向き思考が強いと指摘された少し上の世代とは異なり、アウトドア派も多い世代です。ただ、何事もじっくり考える癖がついているので、旅行をするにしても、パッケージツアーのような規格品は好みません。消費に多様性を求める人が多いのです」
 小方さんは安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の効果にも注目する。「景気が上向き、実際に収入が増えた人や、収入の増加を見込む人が消費を増やす動きが見られ、旅行にもお金が回っています。若者の方が景気の変動に敏感に反応します」
 経済学では、消費者は予算制約のもとで満足度を最大にするよう合理的に行動すると想定する。「経済学の想定に近い、合理的な若者が多いのか。海外で若者が被害に遭う事件が起きているので安全面への注意は必要だが、旅行への出費は合理的と判断する若者が増えているのは歓迎」と小方さん。
 「外に飛び出すのに慎重な若者もきっかけさえつかめばもっと旅行をするようになりますよ」。かつて女子大生カリスマブローカーと呼ばれ、スポンサーを見つけて自己負担ゼロで世界一周旅行」をした伊藤春香さん(27)は、昨年2月に品川女子学院(東京都品川区)で、女子高生200人に体験を語った。
 「日本だけに閉じこもっていては生きていけないと多くの若者が感じています。ネットで世界の風景を見て満足するだけでなく、実際に旅に出て本物を見るよう訴えたら、旅に行きたくなったという反応がかえってきました」

投稿者: 松村税務会計事務所

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