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2013.07.01更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。

今、日本人の100人に1人が海外で暮らしています。自分自身、あるいは親戚や知人の誰かが海外に暮らしているというケースは、もはや珍しいことではありません。皆さんにとって、「いつか海外に暮らす」という選択はありですか?

現実と理想の間に

海外移住を「あり」と思う人たちのコメントからは、夢のような生活を思い描く「憧れ系」の多さが印象付けられた。多くの「妄想」の舞台は、ヨーロッパや中近東だ。「フランス。市場でパンとチーズ、ワインを買って食べたり、サンドイッチをほうばったりしながら美術館めぐりや地方めぐりを楽しみたい」(千葉、44歳女性)、「ドイツでビールの歴史と城めぐり」(大阪、68歳男性)、「エジプトの歴史や遺跡が好き。発掘をして余生を送りたい」(愛知、35歳女性)。
 人気国は豪州、ニュージーランド、カナダ、米国など。その一つ、スイス在住13年の主婦高橋幸子さん(52)は「すてきなところに住んでいるのね」と友人からうらやましがられるという。アルプスの山々や湖など雄大な自然の美しさに飽きることはない。しかし「暮らしとなると、表面的な・すてき・だけではすまないですね」。コミュニケーションの違いで小さなストレスがたまった。恋しくなるのは親しい人たちと季節の食べ物。旬になると「あぁ、サンマが食べたいなぁ」と思うとか。では、海外で暮らしてよかったことは?
 「日本よよさを改めて感じることができたことと、物事を違った面からみられるようになったことでしょうか」
高橋さんのように実際に海外に暮らす日本人は、外務省の海外在留邦人調査左統計(2011年現在)によると、118万人に及ぶ。もっとも多いのはロサンゼルス、次いで上海で、10年前にトップだったニューヨークが3位。上海は13位から急上昇。バンコクなどアジアの各地で日本企業進出の影響がうかがえる。
 アジアを選んだ人の中にも、経済成長や子供の教育効果に注目する回答もあった。インドネシアを挙げた兵庫県の男性(61)は「かつての日本の高度成長機を思わせる躍動感がある」。シンガポールを挙げた東京都の女性(38)は「教育水準が高く、治安が良い。子供がトリリンガル」になれそうだから」。また、今年は寒波到来のせいか「とにかく暖かいところで暮らしたい」(愛知、62歳女性)という声も。
 一方、「思わない」派が、海外にない日本の良さと回答したトップは、「治安の良さ」だ。静岡県の男性(70)は「海外生活が長かったが、パスポートがいらない日本がいい」。「家族や友人がいる」「医療の質のよさ」をあげる人もいた。
 海外に暮らしてみたいと思う理由もその逆も、それぞれだ。最後にこんな声も「ベトナム戦争反対を叫んだ世代として、ベトナムがどう変質しようとしているかをリアルに知りたい」(愛知、74歳男性)。

投稿者: 松村税務会計事務所

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