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2013.06.18更新


こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
東京都在住のある女性は東京都豊島区の百貨店、西武池袋本店にやってきた。婦人服売り場に色とりどりの長いパンツが並ぶ。担当の方によると例年の春は黒やベージュなどほかと合わせやすいベーシックな色が販売の8割だが、今年は6割程度。かわりに黄、緑、オレンジといった明るい色がよく売れる。「定番のほかにもう一つ欲しい消費者が財布のひもを緩めた証拠です」

服や車で兆候

その女性の友人で都内に住む主婦(30)はこの春、明るいい色の服をいくつか買った。「クローゼットの中の服が黒やベイジュばかりで嫌になったので」。明るい青色のスプリングコートを数年ぶりに取り出した主婦(51)もいる。「株高で景気の行き先も明るいと思えるようになりました」
「消費者の心も明るくなっているのね」。商店主などに街角の景況感をきく4月の景気ウオッチャー調査(内閣府)によると,2~3ヵ月ごを見通す先行き判断指数は過去最高水準。日銀は4月15日公表の地域経済報告で全9地域の景気判断を引き上げた。
 「ほかの業界も調べないと」。金融緩和を主導する安倍晋三政権が誕生した2012年12月、ソフトバンクモバイルは25色をそろえるスマートフォン(スマホ)「PANTONE(パントン)6 200SH」を発売。商品企画部の河上将人さん(28)が明かした。「ライトグリーンなど明るい色を選ぶユーザーがこころもち増えています」
 新生銀行のキャッシュカードは32色から選べる。リテールバンキング本部長、清水哲郎さんの話は興味深い。
「株価が上がるとローズピンクなどピンク系色の発行枚数が増える相関がみられます」
 マツダが12年11月に発売した新型の「アテンザ」は4月までに国内で1万5千台を売るヒット。このうち新開発の深みのある赤「ソウルレッドプレミアムメタリック」の車体が2割をしめる。
 広島県のマツダ本社に出張したある女性に、国内営業本部の大山卓さん(52)が力説した。「日本の乗用車販売は通常、同一車種で赤色が一割以下。赤いアテンザの人気は景気と関係ないでしょう」


投稿者: 松村税務会計事務所

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